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審決分類 審判 査定不服  1項2号刊行物記載(類似も含む) 取り消して登録 F4
管理番号 1098206 
審判番号 不服2002-12066
総通号数 55 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 意匠審決公報 
発行日 2004-07-30 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2002-07-01 
確定日 2004-05-26 
意匠に係る物品 包装用容器 
事件の表示 意願2001- 2088「包装用容器」拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の意匠は、登録すべきものとする。
理由 本願は、平成13年1月31日の部分意匠の意匠登録出願であって、その意匠は、意匠に係る物品を「包装用容器」とし、形態が、願書及び願書に添付した図面に記載されたとおりのもので、実線で表された部分が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である(別紙第一参照)。
そして、本願の意匠と原審が拒絶の理由に引用した意匠(意匠登録第763371号の類似第1号意匠 別紙第二参照)の対応部分を対比すると、両意匠は、ボトル型容器の胴部に係り、縦長円筒状の上端、中央、及び下寄りを横水平に区画し、区画された上段及び下段の壁面に、縦長方形状のパネル枠を上下各6つ、横に規則的に配列した点が共通し、更に、左右のパネル枠に挟まれた部分が幅狭の一定幅で、これより更に狭い幅が各段のパネル枠の上下に残されていること、パネル枠については全体が浅い凹陥状を呈するものであること、等が共通する。
しかしながら両意匠を具体的にみると、横水平の区画部分につき、本願の意匠は、上端、中央、下寄りの3箇所とも同じ深さ、同じ幅の細い凹溝で表され、また、この区画により上段と下段とが等分割され、パネル枠も上段と下段とが上下等幅であるのに対し、引用の意匠は、中央の区画部が深浅2本の凹溝からなり、下寄りの区画部が段差状で、3箇所の区画部の態様が相互に異なり、また上段に対して下段の上下幅が広く、これに配されたパネル枠も下段の上下幅が長いものである点、で差異が認められ、更に両意匠には、パネル枠の凹陥の深浅の態様、パネル枠の上下辺が弧状か略直線状か等の差異も認められ、これら両意匠の具体的な差異が相関連したところは、共通点がもたらす共通感を凌ぎ、両意匠を別異のものに印象付けていると認められ、部分意匠全体として観察する場合、両意匠は類似するものとはいえない。
従って、原審の拒絶の理由によって本願を拒絶すべきものとすることはできない。
また、本願について、他に拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲
審決日 2004-05-06 
出願番号 意願2001-2088(D2001-2088) 
審決分類 D 1 8・ 113- WY (F4)
最終処分 成立 
前審関与審査官 永芳 太郎 
特許庁審判長 遠藤 京子
特許庁審判官 渡邊 久美
市村 節子
登録日 2004-06-11 
登録番号 意匠登録第1212385号(D1212385) 
代理人 峯 唯夫 
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