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審決分類 審判 査定不服  1項2号刊行物記載(類似も含む) 取り消して登録 C1
管理番号 1201891 
審判番号 不服2009-3014
総通号数 117 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 意匠審決公報 
発行日 2009-09-25 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2009-02-10 
確定日 2009-07-27 
意匠に係る物品 自動車用フロアマット 
事件の表示 意願2008- 15189「自動車用フロアマット」拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の意匠は、登録すべきものとする。
理由 本願は、物品の部分について意匠登録を受けようとする、平成20(2008)年6月13日の意匠登録出願であり、その意匠は、意匠に係る物品を「自動車用フロアマット」とし、その形態は、願書及び願書に添付した図面に記載のとおりであって、意匠登録を受けようとする部分を実線で表し、意匠登録を受けようとする部分以外の部分との境界を一点鎖線で示したものである(以下、「本願意匠」という。)。(別紙第1参照)
これに対し、原審が拒絶の理由として引用した意匠は、特許庁発行の意匠公報に記載された意匠登録第1067586号の「自動車用フロアマット」の本願意匠に対応する部分の意匠であり、その形態は同公報に表されたとおりのものである(以下、「引用意匠」という。)。(別紙第2参照)
そこで、本願意匠と引用意匠との類否を検討すると、両意匠は意匠に係る物品が一致する。また、形態を観察すると、両意匠は下方の幅広部を横長略矩形状とし、その上辺の中程に上方に突出する略矩形状の幅狭部を形成し、この幅狭部を頭部と見立てたときの右肩に相当する部位を左肩部より高い位置に形成し、全体を略凸字状とした基本的な構成が共通し、各部の具体的な態様においても、幅広部の下方両隅と左上隅を隅丸直角としている点が共通している。
他方、両意匠間には、幅狭部の左右両辺の傾斜角、幅広部の右肩部と左肩部との高低差及び幅の広狭差、幅広部の右上に位置する右肩部と右辺とを繋ぐ部位の形状、等に差異が認められ、これらの差異は個々に比較するとさほど顕著とはいえないにしても、幅狭部の左右両辺の傾斜角の差異は、幅狭部の全体形状が逆台形を呈しているか台形を呈しているかの視覚的効果を生み出すもので、右肩部と左肩部との高低差と相俟って、幅狭部の幅広部に対する独立感を大きく左右するものとなっている。また、右肩部と左肩部との高低差及び幅の広狭差は、右肩部と右辺とを繋ぐ部位の形状の差異と相俟って、幅広部の右上部に、本願意匠が左側とさほど変わらないなで肩のスペースを提供しているか、引用意匠の左側よりも広い角張ったスペースを提供しているかの差異を生じており、これらの差異が総合的に観察される右上半部の態様において、本願意匠は一定の特徴を表すものであって、上記共通点がありふれた態様であることを考慮すると、この態様に差異がある両意匠は、全体として形態的まとまりを異にしているといわざるを得ない。
したがって、両意匠は意匠全体として類似するとはいえず、原審の拒絶の理由によって本願を拒絶すべきものとすることはできない。
また、本願について、他に拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲
審決日 2009-07-15 
出願番号 意願2008-15189(D2008-15189) 
審決分類 D 1 8・ 113- WY (C1)
最終処分 成立 
前審関与審査官 早川 治子 
特許庁審判長 遠藤 行久
特許庁審判官 市村 節子
杉山 太一
登録日 2009-08-21 
登録番号 意匠登録第1369987号(D1369987) 
代理人 川瀬 幹夫 
代理人 小谷 悦司 
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