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審決分類 審判 査定不服  1項2号刊行物記載(類似も含む) 取り消して登録 K3
管理番号 1197101 
審判番号 不服2008-23887
総通号数 114 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 意匠審決公報 
発行日 2009-06-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2008-09-18 
確定日 2009-05-13 
意匠に係る物品 スピードスプレーヤ 
事件の表示 意願2007- 34794「スピードスプレーヤ」拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の意匠は、登録すべきものとする。
理由 1.本願意匠
本願は,平成19年12月19日の意匠登録出願であり,その意匠は,願書の記載によれば,意匠に係る物品を「スピードスプレーヤ」とし,形態を願書及び願書に添付した図面の記載のとおりとするものである(別紙第1参照)。

2.引用意匠
これに対して,原査定において,拒絶の理由として引用した意匠は,特許庁発行の意匠公報記載,意匠登録第1033990号(意匠に係る物品,農業用薬剤散布車)の意匠であって,その形態は,同意匠公報に記載されたとおりのものである(別紙第2参照)。

3.請求人の主張
請求人は,審判を請求し,概ね次のとおりの主張をした。
本願意匠の主要部を構成する薬剤散布機構部のみならず,車体シャーシ部,運転席キャビン部の意匠においても,引用意匠とは異なる意匠を有している以上,スピードスプレーヤ全体においても異なる意匠となることは明らかであり,両者間には意匠の類似性は何ら存在しない。

4.当審の判断
そこで,本願の意匠と引用の意匠を比較すると,まず,両意匠は,意匠に係る物品が共通する。
次に,形態については,両意匠の基本的構成態様の共通点は,スピードスプレーヤの分野においては,普遍的な構成態様であり,この点が共通することを以て,類似するとするほど格別な特徴とはいえない。
一方,各部の具体的構成態様に係る差異点については,薬剤散布機構部をはじめ,車体シャーシ部や運転席キャビン部の態様は引用の意匠とは異なる本願の意匠の独特な特徴をよく表しているものであることから,これらが類否判断に及ぼす影響は大きいということができる。
以上のとおりであって,両意匠は,意匠に係る物品は共通するものの,その形態については,両意匠の共通点および差異点の視覚的効果を総合的に判断すると,両意匠は類似しないものといわざるを得ない。

5.結び
したがって,本願の意匠は,意匠法第3条第1項第3号に掲げる意匠に該当しないので,原査定の拒絶理由によって本願の登録を拒絶すべきものとすることはできない。また,他に本願の登録を拒絶すべき理由を発見することができない。
よって,結論のとおり審決する。
別掲
審決日 2009-04-15 
出願番号 意願2007-34794(D2007-34794) 
審決分類 D 1 8・ 113- WY (K3)
最終処分 成立  
前審関与審査官 本多 誠一 
特許庁審判長 関口 剛
特許庁審判官 樋田 敏恵
橘 崇生
登録日 2009-05-29 
登録番号 意匠登録第1363741号(D1363741) 
代理人 下田 茂 

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