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審決分類 審判 査定不服  1項2号刊行物記載(類似も含む) 取り消して登録 C6
管理番号 1209858 
審判番号 不服2009-5888
総通号数 122 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 意匠審決公報 
発行日 2010-02-26 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2009-03-18 
確定日 2010-01-05 
意匠に係る物品 電磁誘導加熱調理器 
事件の表示 意願2007- 7404「電磁誘導加熱調理器」拒絶査定不服審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の意匠は、登録すべきものとする。
理由 本願は、物品の部分について意匠登録を受けようとする、平成19(2007)年3月23日の意匠登録出願であり、その意匠は、意匠に係る物品を「電磁誘導加熱調理器」とし、その形態は、願書及び願書に添付した図面に記載のとおりであって、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分を実線で表したものである(以下、「本願意匠」という。)。(別紙第1参照)
これに対し、原審が拒絶の理由として引用した意匠は、特許庁が平成16(2004)年12月27日に発行した意匠公報に記載された、意匠登録第1226685号の「グリル付き電磁誘導加熱調理器」の本願意匠に対応する部分の意匠であり、その形態は同公報に表されたとおりのものである(以下、「引用意匠」という。)。(別紙第2参照)
そこで、本願意匠と引用意匠との類否を検討すると、両意匠は意匠に係る物品が一致し、対比部分の物品全体に対する位置、大きさ、範囲並びに用途・機能についても、電磁ヒータ、吸排気部及び操作・表示部を備えた加熱調理器の天板部分である点で一致する。また、形態を観察すると、両意匠は、天板の前後辺側を除く大部分を加熱調理部とし、その上面に、手前側に左右一対、奥方の中央に1つの計3つの円形電磁ヒ-タを配し、このうちの奥方1つは手前側の2つより小さいものとし、これらの円形電磁ヒータの前方かつ中央寄りに表示部を配し、加熱調理部の手前の操作部について、天板部の前辺側に横長の帯状面を形成して、その上面に長手方向に沿って操作ボタン群を3群並べ、対する奥方の吸排気部について、天板部の後辺側に横長の帯状面を形成して、その上面に外形が横長矩形状の吸排気グリルを左右一対設けた基本的な構成態様が共通している。しかしながら、この構成態様は全体の骨格を形成するとしても、この種の加熱調理器の分野においてごく普通に見られる構成態様であるから、他に評価すべき差異が認められない場合に限って、両意匠の特徴となりうる程度のものである。
これに対し、差異点として、(ア)加熱調理部左右の縁枠の有無の差異、(イ)円形電磁ヒータを細幅の二重円で表しているか太幅と細幅の二重円で表しているかの差異、(ウ)表示部を一ヶ所に集約しているか数カ所に分散しているかの差異、(エ)操作部につき、操作ボタン群を枠取る横長矩形のプレートを設けているか否かの差異、及び個々の操作ボタンの形状や配置態様の差異、(オ)吸排気部につき、帯状面を加熱調理部とは別体として形成しているか否かの差異、吸排気孔の形状や配置態様の差異、及び指掛用凹陥部の有無の差異、等が認められる。そして、これらの差異は、上面部に設けられた円形電磁ヒータ、操作部、表示部、吸排気部等の形態的まとまりを感じさせる部位ごとの差異として、天板部分を構成する主要部分の殆どを占めるものであるから、これら差異が相俟って生起する視覚的効果は上記共通点のそれを凌駕していると認められる。
したがって、両意匠は全体として類似せず、原審の拒絶の理由によって本願を拒絶すべきものとすることはできない。
また、本願について、他に拒絶すべき理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲

審決日 2009-12-11 
出願番号 意願2007-7404(D2007-7404) 
審決分類 D 1 8・ 113- WY (C6)
最終処分 成立  
前審関与審査官 斉藤 孝恵清水 玲香越河 香苗 
特許庁審判長 遠藤 行久
特許庁審判官 杉山 太一
市村 節子
登録日 2010-01-15 
登録番号 意匠登録第1380250号(D1380250) 
代理人 高橋 省吾 
代理人 稲葉 忠彦 
代理人 稲葉 忠彦 
代理人 高橋 省吾 

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