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審決分類 審判 査定不服  意7条一意匠一出願 取り消して登録 C3
管理番号 1066142 
審判番号 不服2001-14732
総通号数 35 
発行国 日本国特許庁(JP) 
公報種別 意匠審決公報 
発行日 2002-11-29 
種別 拒絶査定不服の審決 
審判請求日 2001-08-21 
確定日 2002-10-11 
意匠に係る物品 ごみ容器用蓋取付具 
事件の表示 平成11年意匠登録願第 28136号「ごみ容器用蓋取付具」拒絶査定に対する審判事件について、次のとおり審決する。 
結論 原査定を取り消す。 本願の意匠は、登録すべきものとする。
理由 1.本願の意匠
本願は、物品の部分について意匠登録を受けようとする平成11年10月13日の意匠登録出願であって、その意匠は、願書の記載によれば、意匠に係る物品を「ごみ容器用蓋取付具」とし、意匠登録を受けようとする部分の形態を、願書の記載及び願書に添付した図面において実線で描き、破線で描いたその他の部分との境界を1点鎖線で描いたものである。(参照:別紙)
すなわち、破線で描いた部分も含めた全体の概略は、左右に長い単一部材からなるものであって、上面が開口したごみ容器本体と蓋とを結合する部分を、左・右両端付近それぞれに設けたものであり、意匠登録を受けようとする部分は、破線で描いた中間部分を除いた左右両端付近の部分であって、その左・右両部分の形態は、相互に対称な形状であり、それぞれの部分の構成態様につき、正面視における外形はやや横長の長方形状に表れたものであって、前面側下端から前方に向け肉厚の凸片を設け、その底面横方向に、蓋の縁部に設けられた支軸を填め込み枢着するためのC字状溝を設け、平坦な背面側の上・下両端から、ごみ容器本体の上端外面に設けられた突縁の上・下に被せるための後方に突出する係止片を設けたもので、その上方側係止片につき、横方向の長さの外側略半分の長さの部分の先端側を更に下方に垂下させ、L字状構成としている。
2.経緯
これに対して、原審において、本出願はごみ容器用蓋取付具の二つの部分について部分意匠を含んでいるため、一意匠一出願の原則に反し、経済産業省令で定める物品の区分又はそれと同程度の区分により意匠ごとにされておらず、意匠法第7条に規定する要件を満たしていないとして、拒絶すべき旨の査定を行ったものであり、請求人は、これを不服として審判請求を行ったものである。
3.当審の判断
そこで、意匠登録を受けようとする部分の内容について検討してみるに、願書に添付された図面には、左右両端の離れた2つの部位を実線で描き、その他の部分との境界を一点鎖線で描き、2つに分離した形態のものを、意匠登録を受けようとする範囲としている。そして、その両部分の形態を比較してみると、完全な左右対称形状であり、その両形態は、ごみ容器本体と蓋とを結合するために相互に関連をもたせて同時並行的、かつ、一体的に創作された一組を構成する内容であると認められる。これらを総合すると、意匠登録を受けようとする部分が、形態的に分離していたとしても一意匠を構成せず、「意匠ごと」の出願に該当しないとすることはできない。
したがって、本願は、通商産業省令で定める物品の区分により意匠ごとに出願されていないとして、意匠法第7条の規定に違反した出願であるとすることはできない。
また、ほかに拒絶の理由を発見しない。
よって、結論のとおり審決する。
別掲
審決日 2002-09-25 
出願番号 意願平11-28136 
審決分類 D 1 8・ 52- WY (C3)
最終処分 成立  
前審関与審査官 高野 善民 
特許庁審判長 日比野 香
特許庁審判官 市村 節子
山崎 裕造
登録日 2002-11-01 
登録番号 意匠登録第1161762号(D1161762) 
代理人 恩田 博宣 

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